設計工程におけるポイント 大型構造体

(8) 大型定盤の設計のポイント(その2)

Before

石定(グラナイト)3分割構造
石定(グラナイト)3分割構造

右図の石定盤を溶接構造に置換えた事例です。
課題は、剛性確保と軽量化でした。

↓

After

溶接構造+石製ガイド
溶接構造+石製ガイド

課題に対して46%の軽量化(24⇒13ton)剛性確保(2.3⇒2.6GNm2)を実現しました。製品の陸上輸送時の重量制限を守るため、3分割となっていた石定盤構造を溶接構造体に変更することで一体化構造とすることが出来ました。定盤本体のコストダウンのみでなく、輸送費や組付け調整工程のコストダウンも実現した事例です。

ポイント

石定盤を溶接構造に置換えた事例において、46%の重量ダウンと剛性確保を達成しています。
更に、3分割構造であった石定盤を一体化構造とすることができました。送費や組付け調整費のコストダウンにもつながっています。

  • 大型精密構造体の設計とは
  • 大型精密構造体の製造とは
  • 大型精密構造体について知っておくべき知識
  • 大型精密構造体の製造・品質管理に必要な設備
  • 大型精密構造体のコストダウン設計・製造のポイント
  • 大型精密構造体技術相談室 ご相談・お見積り
  • 株式会社横河ブリッジアドバンストエンジニアリング
ページの先頭へ戻る