製缶工程におけるポイント

(6) 片面溶接の採用によるコストダウン

Before

両面すみ肉溶接

図の部材aは箱型断面構造体の内側に配置される部材です。両面溶接が指示されている図面がしばしば見受けられます。

↓

After

片面すみ肉溶接

この部材の役割が形状保持であるならば、両面溶接は不要であり、片面溶接で充分です。役割が補強であっても、適切な溶接設計により接合部の耐力が確認できれば、片面溶接とすることも可能です。

ポイント

形状保持を目的とした部材の溶接の場合、片面溶接設計にすることで工数削減になります。

  • 大型精密構造体の設計とは
  • 大型精密構造体の製造とは
  • 大型精密構造体について知っておくべき知識
  • 大型精密構造体の製造・品質管理に必要な設備
  • 大型精密構造体のコストダウン設計・製造のポイント
  • 大型精密構造体技術相談室 ご相談・お見積り
  • 株式会社横河ブリッジアドバンストエンジニアリング
ページの先頭へ戻る